地方バス路線の維持を訴え

 2月定例議会は、ただいま開会中です。私は2月22日(火)の一般質問に登壇しました。私の質問と森田知事ら県側の答弁の様子は、県議会のホームページから「インターネット中継」をクリックしてもらえれば、すべてご覧いただけますので、関心のある方は、どうぞご覧下さい。私の主な質問項目は、農業問題、地上デジタル放送、地方バス路線の維持、教育問題などです。

 このうち、地方の路線バス問題について南房総市の実情を紹介します。ご承知のように、県南地域は県内でも少子高齢化、過疎化が急速に進展しています。そんな中で、地域のお年寄りをはじめ、地元住民の方々にとって、日常生活を送る上で欠くことのできない公共交通手段が路線バスで、特に南房総市にとっては、喫緊の課題です。都市部では「買い物難民」などと言われていますが、郡部では買い物ばかりか、通院・通学など日常生活に欠かせない住民の足が、路線バスなのです。

 私は、国県の補助対象にならない地方バス路線を維持していくためには、県独自の補助制度の創設をしっかり訴えました。県当局は、現在支援制度の見直しを進めていると答弁していますが、今後とも市町村が行う路線バスを維持していくためには、国に対し、必要な地方財源の安定的な確保と、地域の実情を踏まえた国や県の補助制度の要件を緩和してもらうことが重要で、私は質問の最後に、特にこのことを要望いたしました。

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