県南地域の交通弱者対策に光を

 オリンピックも終わり、日本選手団の活躍に日本中が大興奮でした。2020年の東京オリンピック・パラリンピックがますます楽しみになってきました。4年後には幕張メッセでは、7競技が行われます。オリンピックを契機に千葉県経済の活性化が図られ、県南地域にも経済効果が波及することを期待しています。

 ところで今、私が県南地域の大きな課題の一つだと思っているのは交通弱者対策です。先日も、南房総市在住の方から、去年まであったタクシー会社が撤退し、どこにも行けなくなって困っているという話を耳にしました。私は平成23年2月議会の一般質問でこの問題に関連し、地方バス路線の維持のために、市町村に対して県独自の補助制度の創設を求めて県の方針をただしました。

 しかし、当時の県の答弁は「国は路線バスを含む地方の公共交通に対する支援制度の見直しを進めているところであり、その内容を注視している」と答えるにとどまり、生活バス路線の縮小などにより、地域住民、とりわけ高齢者や児童生徒などの交通弱者への具体的で明確な対策は示されませんでした。

 私は、市町村が行うバス路線などの維持確保について、①国に対し必要な地方財源の確保を要望すること②地域の実情を踏まえ、国庫補助制度の要件緩和を国へ働きかけること③県として今後も積極的に支援を行うこと等を引き続き強く要望していきたいと思っています。

 地域における公共交通が確保されなければ、ますます人口減少が進み、過疎化に拍車がかかることを本当に心配しています。

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