6月補正予算の審議が始まります

 5月の連休も終わり、もう梅雨入り宣言が出される季節になりましたが、皆さんもお元気でお過ごしでしょうか。私たち県議会議員にとって、重要な6月県議会が5日から開会することになりました。3月の知事選で再選された森田知事は、2月県議会で可決された平成25年度当初予算に対し、6月補正予算案を議会に提出する予定です。

 2月の当初予算は、知事選前に編成されたため、人件費や社会保障費などの義務的経費の計上が中心の「骨格予算」でしたが、選挙後の補正予算では政策的事業を盛り込んだ「肉付け予算」となっていることが特徴です。つまり、6月議会に提案される補正予算こそ、森田県政の政策実現を目指す本予算ということになります。

 それでは、補正予算の概要を少しご説明します。追加される補正予算額は1066億9600万円で、当初予算と合わせると千葉県の予算規模は合計で1兆5834億円余となります。国からの要請に応じて、県職員の人件費を約200億円減額したことが影響し、伸び率は1%のマイナス予算となりました。

 主な事業では、森田知事が選挙公約に掲げた、コンビニエンスストアに防犯ボックスを設置するモデル事業などが予算化されました。また、県南地域の関連でみると、外国人観光客の誘致促進のための諸事業をはじめ、千葉県観光の拠点となる道の駅を活性化する取り組みにも予算配分されています。農林水産業の振興にも留意され、水田集落営農支援などの新規事業も組まれました。県道館山白浜線の中山隧道のトンネル補修工事なども予算化されています。

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