自民党の代表質問に登壇しました

 総額152億1900万円の平成26年度一般会計追加補正予算案や各種条例案など26議案を審議する9月定例県議会が開会中です。

 私、木下敬二は9月25日の各党代表質問の1番手として、自民党を代表して本会議場での質問に登壇しました。質問時間が30分以内のいつもの一般質問と違い、代表質問は1時間の枠が与えられますので、県政全般にわたって千葉県が抱える諸課題について、しっかりと取り上げました。

 県政運営の基本である財政問題では、9月補正予算の編成方針や県財政の収支見通しなど、森田知事の政治姿勢を中心にただしました。また、最近マスコミなどでたびたび取り上げられている「危険ドラッグ」について、今後の千葉県としての取り組み方針を尋ねました。

 私の質問に対し、森田知事は答弁の中で、危険ドラッグを乱用した事件・事故が全国で相次いでいることから、規制強化に向けた条例を制定する考えを初めて明らかにしました。国の法律制定に先駆けて、千葉県独自の条例を設け、規制薬物を指定し、製造や販売などの禁止行為に違反した場合の罰則規定なども盛り込む予定です。

 正式な条例案は、来年2月議会までにとりまとめ、議会審議の上、4月から施行される見通しです。条例の骨子案は、千葉県のホームページで現在公表されており、10月16日まで県民の皆さんからの意見募集も行われています。

 私は、農林水産業の振興策についても取り上げました。その第一は、農地中間管理機構の取り組みです。これは、使われていない農地を機構が借り受け、規模拡大や新規参入を図る農家に貸し付ける制度で、高橋副知事は「農地の借り受け希望者を募集したところ、県内各地で273件の申し込みがあった」ことを明らかにし、今後、農業の新たな担い手に対し、農地貸し付け手続きが進められる予定です。耕作放棄地がこれ以上増えないよう、こうした制度が効果的に活用されるよう期待しているところです。

 ほかにも米価問題や園芸、水産業の燃油高騰問題など地域に密着した問題も多く取り上げて質問していますので、関心のある方は千葉県議会のホームページから「議会中継(録画)」をクリックしていただければ、私の自民党代表質問の質疑の模様がすべてご覧いただけます。

 また、9月26日付の千葉日報にも大きく報道されていますので、どうぞご覧いただければ幸いです。

 地域の皆さんには、詳しいことはまた機会をみてご報告したいと思っています。

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