今週からゴールデンウイークに入っています。日本全国の行楽地は家族連れなどで大いに賑わっていますが、わが南房総地域も道路渋滞が心配されるほどに県外車や県内各地からの観光客で賑わっています。
これも政治が安定し、我が国が経済成長を果たし、国が豊かになっている証しです。物価高などいくつかの不協和音も聞こえますが、世の中に不満の声が渦巻いていたら、家族連れの行楽など考えられないのではないでしょうか。
さて、私の県政報告ですが、再選された熊谷知事が4月18日に開かれた臨時県議会で所信表明演説を行いました。2期目の県政運営に向けては、今後4年間の任期中に圏央道の全線開通や成田空港の機能強化などを掲げていましたが、そのほかにも課題は山積しています。能登半島と同様の半島性から生じる防災対策のほか、沿岸部での南海トラフ巨大地震への懸念の声もありますので、これら地震・防災対策をはじめ、防犯対策、少子化対策などさまざまな問題に積極的に取り組むよう県議会としても強く働きかけていかなければと考えています。
5月の連休が終われば、6月定例議会の準備が始まります。平成7年度当初予算は3月に知事選挙を控えていたため、取り急ぎ必要な「骨格予算」で編成され、議会の承認を得ていましたが、6月議会では政策的な予算を組み込んだ「本格予算」が提案されてきます。6月議会は目下のところ5月28日(水)に開会、閉会は6月25日(水)の予定とされています。私も南房総地域の課題解決のため、連休後は精力的に取り組んでまいる所存です。