新年明けましておめでとうございます。平成最後の新年のごあいさつになります。新元号も間もなく発表されると思いますが、私たちも新しい時代を迎え、これまで以上に張り切っていきたいと思います。
12月定例県議会は、12月21日(金)に閉会しました。我が自由民主党が、森田知事に対し強く要望していた県立高校のエアコン未設置教室の解消に向けての必要な経費が計上された一般会計補正予算案は、全会一致で可決されました。
昨年の夏は、気象庁が「危険な暑さ」と表現するような猛暑を記録したことなどから、わが党はエアコンが未設置だった県立高校19校の合計320教室に空調設備を完備するよう要望してきましたので、ようやく実現することとなりました。これで、すべての高校生が、今年の夏は涼しい環境で勉強に励むことができると思います。
ところで、南房総は観光が地域の大きな産業の柱です。県はこのほど、「第3次観光立県ちば推進基本計画」の概要を、県議会の観光推進議員連盟に対し説明しました。現在の「第2次基本計画」は平成26年度から30年度までを計画期間としていましたので、これを更新するものです。「第3次基本計画」は、西暦で言えば2019年から2023年までの向こう5年間のビジョンであり、県は計画のポイントとして、
① 滞在型観光づくりによるリピーターの確保
② 東京オリ・パラの開催効果の活用
③ 首都圏の立地優位性を活かした国内外のプロモーションの展開
④ 観光ポテンシャルの磨き上げ
の4つを掲げています。
昨年1年間に日本を訪れた観光客数は、ざっと3千万人を突破しました。政府は2020年の東京オリンピックの年には、訪日外国人客の「4千万人達成」を目標にしています。
わが南房総地域でも、訪日外国人を含めて観光客を迎えるための「心からのおもてなし」の準備をしっかりと進めていきたいと思います。