コロナ対策のワクチン接種に期待

 2月定例県議会は、3月2日に閉会します。例年ならまだ開会中といったところですが、今年は知事選挙が3月に控えているため、いつもより1か月は前倒しになっています。南房総地域はすでにすっかり春めいて、観光名所の花畑も賑わいを見せています。

 しかし、コロナ禍の影は当地にもはっきりと現れ、例年に比べて早春の観光客の出足は芳しくありません。大阪など6府県は、緊急事態宣言が解除されましたが、わが千葉県は森田知事が2月24日に臨時の記者会見を開き、逆に「感染拡大警戒宣言」を発表するなど、医療供給体制が依然としてひっ迫していることを理由に、新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念される状況になっています。

 コロナ対策の“切り札”と期待されているのが、ワクチン接種です。千葉県では、2月17日に市原市の千葉ろうさい病院で医師や看護師ら10数名が初めて接種を受けました。私も、感染が収束し、県民の皆さんに正常な日常生活が戻る第1歩になるものと思っています。

 一方、県議会では、コロナ対策を強化するための補正予算案が追加提案され、補正後の令和2年度の予算規模は2兆4322億円余となります。新年度予算案と合わせ、わが党などの賛成多数で可決される見通しです。

 また、わが党の代表質問に登壇した関政幸議員が提案理由の趣旨説明を行った、議員発議案の「千葉県犯罪被害者等支援条例」の制定についても、可決成立する見通しとなっています。詳細は、また機会をみてお知らせします。

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