新年度予算案を審議中

 このところ寒さがやわらいできたとはいえ、桜の開花にはまだまだ遠く、オミクロン株による新型コロナの感染症もなお予断を許さない状況です。しかし、私の地元の南房総市・鋸南町、鴨川市地域では、旧千倉町の花畑などを中心に観光客で賑わっています。ぜひ早春の房総路へお出かけください。

 さて、現在開会中の2月定例県議会は、目下、本会議場での一般質問が行われており、これから私が委員長を務める予算委員会も3月4日から開催されます。令和4年度の千葉県の予算は、熊谷知事にとっては初めての本格的な当初予算編成であり、我が党としても慎重に審議に臨んでいます。

 新年度の一般会計当初予算案は、2兆1772億6千5百万円で、前年度比べて10・2%の減額予算になりますが、これは営業時間短縮要請に伴う飲食店への協力金をはじめとした感染症対応経費が前年度と比べて減額となっているためです。従って感染症対応経費を除いた予算規模では、1兆8421億円余りで当初予算としては過去最大規模になっています。

 新年度予算の基本的な考え方として、県当局は県民の命と暮らしを守ることを最優先に、新型コロナ対策や防災減災対策及び交通安全対策などを加速化させるとしています。その上で、

① 県内経済の活性化や農林水産業の振興
② 道路ネットワークなど社会資本の整備促進
③ 医療・福祉や子育て・教育施策の充実
④ 環境の保全や共生社会の実現
⑤ 千葉の魅力向上や文化・スポーツの振興

を掲げています。予算案の具体的な事業等については、千葉県のホームページをご覧頂ければ幸いです。

 予算委員会審議では、個々の具体的な事業について活発な質疑が交わされることになると思いますので、委員長として適切な委員会運営に努めてまいる所存です。

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