2月定例議会で一般質問に登壇しました

 2月17日から開会した2月定例県議会の一般質問で、私は、2月29日午前10時から登壇し、地域の声を県政に直接届けるため、質問や要望を行いました。昨年9月定例会でも一般質問させていただきましたが、今回は(1)TPP問題への県の対応(2)安房地域の農業振興策(3)水産業の振興について(4)身体障害者等の入所施設について―の4項目に絞って質問しました。

 詳細は、県議会のホームページから、「議会中継(録画)」をクリックすればご覧いただけます。また、3月6日(火)午後1時からの予算委員会でも質問します。これは千葉テレビで中継されますので、関心のある方は、どうぞチャンネルを合わせてください。

 本会議場での一般質問では、特に地域の基幹産業である農業・水産業の振興について、真っ先に取り上げました。TPP問題は地域農業にとって死活問題ともなりかねませんので、私は、国際的な食糧需給がひっ迫しており、途上国を含めて食糧価格が高騰している中で、過度に貿易に依存するのではなく、地域・国内での生産を基本とした食糧安全保障を確立していく必要性について、強く訴えました。

 また、農業従事者の高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加など、地域が抱える農業問題はすべて連動しており、今後、魅力ある農業にしなければ、根本的な解決につながらない、それには農業所得を向上させる対策が必要だと、再質問で重ねて主張しました。

 これに対し、TPPへの参加問題について県当局は「農業生産力第3位の千葉県にとってTPPへの参加は大きな打撃を受けることになり、農村文化の伝承などの面でも影響は大きい」と、理解を示し、慎重な答弁を繰り返しました。また、農林水産業業の振興策については、効果的な産地づくりを目指すなどの方針が示されましたので、引き続き県に対し、積極的な対応を要望してまいります。

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