6月県議会が閉会

 6月末には随分と蒸し暑い日が続き、九州地方では早くも梅雨明け宣言が出されたようですが、関東地方では、例年梅雨明けは7月に入ってからが多いようです。梅雨が明ければ、いよいよ夏本番。内房、外房地域の海水浴場も都会からの家族連れで大いに賑わうことでしょう。観光関係の事業者の皆さんは、できるだけ暑い夏を期待していると思います。ここは一番、熱中症に注意しながら、暑さに負けず仕事に頑張ってもらいたいと思います。

 私の県議会からご報告します。6月定例県議会は6月25日に閉会しました。6月議会は例年、年度初めの当初予算に対し、追加補正予算案を審議するのが恒例です。特に今年は3月に知事選挙が執行されたため、当初予算が必要最小限の「骨組み」だけで編成されていましたが、6月議会提案の補正予算816億円は再選された熊谷知事にとっては、政策的要素を盛り込んだ実質的な本格予算といえるものでした。

 それに加えて、議会最終日の6月25日にはさらに直近の経済情勢を加味した追加補正予算案も提出され、ともに賛成多数で可決されました。追加補正は、米国のトランプ大統領による関税政策によって県内の中小企業にも直接・間接的な影響が現われることが懸念されていることから、中小企業の価格転嫁や設備投資を支援する目的で、「補正」の「補正」として19億円余りが県議会に提案されたものです。

 また、議会最終日には慣例に基づき、正副議長改選が行われ、県議会で多数を占める我が党から議長に武田正光議員が、副議長にはお隣館山市選出の三沢智議員がともに選出されました。

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