物価高騰対策で補正予算を可決

 令和6年の輝かしい新年が明けました。おめでとうございます。今年は辰年です。辰は竜ですので、中国の故事に「先ず竜となれ。雲おのずから来たらん」という言葉があります。武者小路実篤の言葉とも言われているようです。

 新年に当たり、私も地域の皆さまの代表として、先ず先頭に立って地域の発展、福祉の向上に声を上げ、広く県政の躍進に尽力してまいりたいと思います。そうすれば、おのずから地域の中でこの声が互いに響き合い、賛同者が集い、大きな力になっていくものと信じます。

 ところで、昨年も日本中に暗い影を落としてきた新型コロナウイルス感染症は、まだまだ根絶されたとは言えないようですが、昨年5月からインフルエンザと同様の5類に位置付けられ、公共の場でもマスクの縛りから解放されました。

 しかし今度は円安を契機として、ロシアのウクライナ侵攻などもあって石油などの輸入品が高騰。このため国内の諸物価が軒並み値上がりし、私たちの毎日の生活を圧迫しています。そこで、県議会では12月19日に閉会した議会最終日に、物価高騰に対応する約90億円の追加補正予算案を、我が党などの賛成多数で可決・成立させました。

 具体的には、県内5カ所の食肉センターと、水産加工事業者などを対象に、大型冷蔵庫の電気料金の一部を補助する支援策のほか、社会福祉施設への助成では、高齢者施設の場合は、定員1人当たり1万7千円を支給するほか、地域公共交通事業者への助成では、バス1台当たり2万円、タクシー1台当たり1万円の支援策などが盛り込まれました。

 引き続き、地域の皆さまの毎日の暮らしに寄り添い、ともに地方政治の在り方を考えていきたいと思っていますので、引き続きご理解・ご支援をお願い申し上げます。

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