12月議会の準備へ

 暑かった長い夏も終わり、春と並んで日本人の多くが一番好きな季節の秋は、あっという間に過ぎてしまったようです。近頃は朝晩の冷え込みを肌で感じる季節に変わりました。

 9月定例県議会は10月3日に閉会し、間もなく12月議会の準備にかかります。12月議会は今月13日に開かれる予定の議会運営委員会に諮られ、正式に日程が決まる予定ですが、現在のところ、11月20日の開会が見込まれています。今は県政も平穏で、特に報告すべき事項もありませんが、国政では大きな変化がありました。

 今年の参議院選挙で、石破内閣が勝敗の目安としていた公明党と合わせて過半数の獲得がかなわず、少数与党に転落したことから、石破内閣が総辞職しました。この結果、わが党の総裁選挙で高市早苗新総裁が誕生し、国会の採決を経て我が国初の女性の総理大臣が誕生しました。世界では女性の首相は珍しくなく、これも世界史的に見て時代の変化の一端ではないかと思います。ともあれ、党の再生、我が国の一層の繁栄に向けて、強い指導力を発揮してもらいたいと思います。

 県政の課題から少しご報告しますが、県が先月発表した昨年の観光客の千葉県内への入込客数の調査では、一昨年に比べて3・9%増加して1億7千万人を超えたそうです。地域別に分析すると、このうち君津・木更津地域が前年比7・2%増の2351万人だったそうで、これもアクアライン効果で木更津市金田地区のアウトレットによる集客が目立つと言われています。入込客数が1億7千万人を超えたのは、コロナ禍前の水準に回復したことを示し、加えて宿泊客数も増加していることから、君津・木更津地域からさらに県南地域への誘客をめざし、観光振興をさらに推進するよう、県の担当課へ強く働きかけてまいります。

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