8月は例年以上に猛暑の日々が続きました。南房総地域の海水浴場は大いに賑わっていますが、同時に事故や熱中症で救急搬送された患者数も多かったようです。「命を脅かす危険な暑さ」と言われるように、近年では、熱中症を軽く見て大事に至るケースも少なくありません。
私の手元には、千葉県から熱中症に関する詳しい報告がまだ届いていませんが、国の調査によれば8月初旬の1週間だけで、熱中症によって救急車で搬送された患者数は、千葉県内だけで468人と報告されています。もうすぐ8月1カ月間の患者数等が公表されると思いますが、残念ながら亡くなった方もかなりおられたのではないかと思います。
ともあれ、今日から9月です。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われますが、彼岸はまだ先のこと。9月に入ってもまだまだ猛暑が続くと思います。皆さんも熱中症には十分ご留意ください。
私の領分の県議会は、9月5日には定例県議会が開会します。そして、11日から自民党の代表質問を皮切りに本会議場での質疑並びに一般質問が始まります。25日からは執行部提案の議案に対して委員会審議に移り、閉会は10月3日の予定で、ほぼ1か月間の日程です。
我が党の議員総会で県執行部が提示した9月補正予算案では、補正額は78億93百万円で、成田空港関連や、いすみ鉄道の基盤整備事業などが挙げられています。県南地域に関連するものとしては、大規模地震発生時における交通シミュレーション事業があります。これは、発災時の交通途絶のリスクを把握し、円滑な物資輸送や迅速な避難活動を行うための防災・減災対策の一環です。
また、9月議会が始まりましたら、詳しい状況をご報告したいと思います。