大震災の復興財源として議員報酬を削減

 6月5日から開かれていた6月定例県議会も、参院選の始まる前の7月2日には閉会となります。私は、今議会では登壇の機会を同僚議員に譲りましたが、所属する農林水産常任委員会では、副委員長としての仕事を果たし、県執行部から提出されていた補正予算案などを可決すべきものとして決しました。委員会審議の内容は、2日の本会議場で報告される予定です。

 補正予算案は、本会議で採決されますが、これに先立ち、18日には自民党が議員提案として提出した県議会議員の報酬を10%削減する条例案が、賛成多数で可決されました。政府が、東日本大震災の復興財源確保を理由に全国の地方自治体に要請している地方公務員の給与削減に呼応して、森田知事が県職員の給与削減条例を議会に提出し、可決されたことから、議員も自ら報酬削減を決めたものです。

 本会議でのわが党の代表質問は、木更津市の渡辺芳邦議員が行ないました。この中で圏央道の木更津-茂原間が開通したこと伴い、森田知事は、利用状況について「大型連休中は、1日平均で1万台を超える交通量があり、4月28日には最大となる1万8900台の利用があった」と答弁していました。

 これによって、圏央道から放射状に延びる東金九十九里有料道路などの交通量も、前年に比べて2割程度増えているそうですので、この幹線道路のインフラ整備効果を、何としても南房総地域にもっと波及させたいと思っています。

 そして、夏の観光シーズンには房総の海を大いに宣伝し、誘客に努めたいと思います。

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