臨時県議会で新知事が所信表明

 ゴールデンウイークが始まっています。しかし、いつもと違って気分は今一つ晴れ晴れしないようです。やはり、コロナのせいではないでしょうか。東京など4都府県では、3度目の緊急事態宣言が出されていますし、千葉県も東京に近い12市が「まん延防止等重点措置」に基づく区域指定され、これらの市では飲食店での酒類提供が終日自粛要請されています。これではゴールデンウイークの浮き浮きした気分にはとてもなれません。南房総地域でも、本来なら県外への外出は自粛のはずなのに、やたらと目立つのは県外ナンバーの車ばかり。県民もストレスはたまる一方です。

 県議会からご報告すれば、新知事に就任した熊谷俊人氏を迎えた臨時県議会が4月20日に開かれ、新知事による初めての所信表明演説をお聞ききしました。熊谷知事は、議会内で多数を占める我々自民党との関係に配慮してか「今日の千葉県を築き上げた多くの人々に尊敬の念を抱き、県政運営の良いところはしっかりと引き継いでいく」などと語り、森田前知事の目玉政策だった「アクアライン800円」を維持していく考えを示しました。

 臨時県議会では、高橋副知事の退任に伴い、新たな副知事に農林水産部長だった穴沢幸男氏を、教育長に環境生活部長だった冨塚昌子氏をそれぞれ充てる特別職の人事案件が提案され、わが党などの賛成で可決承認されました。

 新知事の政策的事業を盛り込んだ、新年度のいわゆる「肉付け予算」を審議する6月県議会は、6月17日に招集される見込みですので、また機会を見て詳しくご報告します。

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