早春の房総路は、今がお花畑の見頃です。アクアラインを通って首都圏からのお客さんも多く、コロナ禍では県外ナンバーの車が多いのは少し心配ですが、何と言っても観光客がたくさん訪れ、地域にとって経済が活性化することは喜ばしいことです。
南房総の入り口、鋸南町では、早くも「頼朝桜」の開花が伝えられています。頼朝桜は、今NHKの大河ドラマで話題になっている「鎌倉殿の13人」で主人公の若き源頼朝が、戦に敗れて伊豆半島から房総へ逃れてきたことに由来し、命名されたものです。品種としては「河津桜」ですが、本場の静岡県河津町の桜並木にも匹敵する美しさです。町では、開花状況に合わせて佐久間ダムの公園の一部で桜をライトアップするそうですので、ぜひ早春の房総路で花々をお楽しみください。
ところで、私の県政報告ですが、千葉県の令和4年度の予算案を主な議案とする2月定例県議会は、2月16日に開会し、3月18日の閉会日までほぼ1か月間の会期で開かれる予定です。本会議場での質疑並びに一般質問 今月22日から始まりますが、私は今議会では予算委員会の委員長を務めさせていただくことになっております。予算委員会はご承知のとおり、2月議会など重要な予算案が提案される議会に限って設置される委員会審議で、各議員から予算案に絞った質問が行われ、当局がそれに答えるものです。
予算委員会でも、おそらく現下の新型コロナウイルス感染症対策の質疑で多くの時間が費やされるものと思います。感染力が強いといわれる「オミコロン株」の感染拡大で、1月21日から県下全域が「まん延防止等重点措置区域」に指定され、当面は2月13日まで続く予定です。
その先はまだ分かりませんが、連日のように感染者が過去最高と報道されており、我々自民党県議団としても、地域の皆様の命と健康を守るために、執行部と一体となってコロナ対策に万全を期してまいる覚悟です。
新年度予算案の概要は、また改めて当欄でもお知らせするつもりです。