4月の統一地方選挙が終わったと思ったら、もう6月定例議会、そして参議院議員選挙とあわただしい毎日です。このところ、梅雨空の合間の日差しも、めっきりと夏めいてまいりました。皆さんもお元気でしょうか。
私は、6月5日に開会した定例会で、自民党の代表質問に登壇しました。私が自民党千葉県連の政務調査会長の重責を仰せつかっているためです。私の代表質問は、6月11日午前10時から県議会の本会議場で行われました。
私は冒頭、野田市で発生した小学4年生の女の子が父親の虐待によって死亡するという、大変痛ましい事件が、日本中を巻き込んで社会問題化している現状を重く見たからです。私は、森田知事との質疑の冒頭で、児童相談所の対応など、県をはじめとする行政機関に多くの課題があったことを厳しく指摘しました。
私は、「つらい仕打ちを受けても、家庭で暮らし続けなければならず、逃げるすべもなかった彼女は、想像を絶する絶望を感じていたのではないでしょうか。その心情を思うと心が痛むばかりです」と訴えました。
これに対し、森田知事は「児童相談所の対応など、様々な課題があった」と認め、児童虐待防止のための緊急対策をまとめたことを明らかにしました。緊急対策では、職員の虐待に対する対応力の向上、弁護士や専門家の派遣、一時保護所の増設などの対策が示されました。
私の自民党代表質問の様子は、千葉県議会のホームページからインターネット中継(録画)ですべてご覧頂くことができます。児童虐待問題以外にも、県政の重要課題について幅広く質疑を行っていますので、関心のある方は、ぜひインターネットでご覧ください。
また、地域の皆さまには、詳しいことは近く私の「県議会リポート」でお知らせしたいと思っています。