サクラ咲く季節に移り変わりました。今日から4月。令和7年の新年度の始まりです。小学校1年生もピカピカの大きなランドセルを背負い、間もなく上級生の子供たちと一緒に登校する姿が見られるようになるでしょう。4月は大人も子供も、何か浮き浮きする季節ですね。
私の本業である千葉県議会も、3月の知事選が終わり、今月中旬には2期目に移行する熊谷知事を迎え、臨時県議会が開かれる予定です。先の千葉県知事選では、立候補した候補者が自身の当選を目指さない「2馬力選挙」を公言したり、他県で街頭演説するなど選挙のあり方に波紋を投じました。有権者の間でも「選挙をバカにしている」「非常識で有権者を無視し、許せない」などの声が多く聞こえてきました。
インターネット上の交流サイト(SNS)を活用して、自己の利益を図ろうとするこうした行為に対し、国は断固とした法改正で対処すべきであり、一部法改正は既に行われています。選挙の掲示板に意味不明のポスターを張るなどの行為は、「言論の自由」や「表現の自由」とはかけ離れた行為だと断じざるを得ません。
ともあれ、4月からは晴れて新年度が始まります。新年度は、学校でも、市町村の役所でも、一般の事業所でも、心機一転、新たなスタートが切られます。世の中は、ウクライナ紛争や米国・トランプ大統領の経済政策など不透明で不確実な時代を映し出していますが、人類の歴史はそんなに暗く誤った方向ばかりには進まないことを証明していると思います。
サクラの季節にふさわしく、明るくすがすがしい気分で過ごしたいものです。