「地方創生」の実現を目指して

 私の選挙区、南房総市・安房郡は、房総半島南端にあって、温暖の地として冬でも観光客を集めています。昨年1年間もあっという間に過ぎ、もうすぐ「春の房総路」観光キャンペーンも始まります。1月は寒い、寒いなどと言わず、南房総を訪れ、一足早い春をお楽しみください。

 改めまして、皆さま、明けましておめでとうございます。本年も皆さま方にとって素晴らしい年になりますよう、お祈りいたしております。

 また、私事で恐縮ですが、今年は4年に一度の統一地方選挙の年になります。我々、県議会議員も4月には皆さまの審判を仰ぐことになると思います。

 私、木下敬二は、これまで2期8年間にわたって地域の皆様の信任をいただき、県議会議員を務めさせていただきました。しかし今、千葉県だけでなく全国各地で叫ばれているのは、人口減少に伴って若者が都会に流出してしまう現象への懸念です。わが南房総市・安房郡もその端的な例ともいえます。

 安倍総理は、先の衆議院選挙で「地方創生」を政策の重要な柱に掲げ、大きな勝利を勝ち取りました。私たちにとっても、この地方創生は今後どうしても実現しなければならない大きな課題です。地域にとって、浮沈のかかる重大な課題を前に、私は逃げ出すことはできません。

 地方創生を確実に実現していくためには、一過性の対症療法的な施策ではなく、地域を支える産業の振興、若い世代の雇用の確保、妊娠・出産・子育てまで切れ目のない支援や時代に合ったまちづくりなど、県や市町村が一体となった総合戦略を立て、取り組むことが重要です。

 私は、正々堂々と真正面から地方創生に取り組み、わが南房総を輝かしいふるさとにしたいと心から願っています。4月の県議選に向けて、私はこの決意を新たにいたしました。どうぞ、引き続きご指導いただきますよう、年頭にあたってお願い申し上げます。

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