「館山・鴨川道路」検討会を設置

 陽春の季節となりました。5月のゴールデンウイークも今まさに真っ最中ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。南房総市域は、早春のお花畑こそシーズンが過ぎましたが、1年中観光で賑わっています。まもなく海水浴シーズンも迎えます。この機会にぜひ春から夏の房総路にお出でいただければ、幸いです。

 南房総市域では、館山自動車道の全線開通だけでなく、圏央道やアクアライン等と一体となった県内の高規格幹線道路網の形成によって、観光客の増加などストック効果が現れてきています。この効果をさらに県南地域に広く波及させるためには、館山市と南房総市、鴨川市を結ぶ地域高規格道路「館山・鴨川道路」の計画の具体化が求められています。

 昨年10月には、安房地域3市1町によって共同で館山・鴨川道路整備促進期成同盟会が設立され、さらに本年1月には、千葉県も加わった「館山・鴨川間 道路交通対策検討会」も設立されました。この地域の道路事情は申し上げるまでもなく、市街地を中心に渋滞が発生し、観光や物流に支障をきたしていることも否定できません。

 県としては、県の関係各課と地元市町が会員となって検討会を立ち上げ、国土交通省にもオブザーバーとして参加してもらい、地域の交通課題の抽出・整理や道路交通対策の検討に着手した訳です。館山・鴨川道路を地域高規格道路として整備促進していくことは、地域全体にとってまさに「悲願」であります。

 私も、県議会及び自民党県連として、引き続き「館山・鴨川道路」の整備に尽力してまいります。

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