県立高校全てにエアコン設置を要望

 11月1日ともなると、ここ南房総市でも秋風が大分涼しげになりました。皆様も変わらずお元気でしょうか。

 今年の夏は、やはり異常気象の影響でしょうか、尋常でない暑さが続きました。気象庁でさえ「危険な暑さ」と国民に注意を促すほどでした。

 そこで、わが自由民主党千葉県連では、9月県議会の最終日(9月11日)に河上茂幹事長、川名寛章議員会長、そして政調会長の私、木下敬二の県連三役がそろって知事室を訪ね、森田知事に「県立高校における空調整備に関する緊急要望書」を手渡しました。

 県立高校123校のうち、20校が未だに普通教室にエアコンが設置されていない現状で、この夏のような暑さでは到底勉強できる状況ではありません。そこで、未設置校においては、早期に空調設備を設置すること、また、一部の高校では保護者の負担で設置されている空調費用についても、速やかに県費負担に切り替えるよう、党として緊急要望を行ったものです。

 9月県議会のわが党の代表質問でも、早期の対応を求める発言を行っており、これに対し森田知事は「生徒の安全確保に万全を期するため、来年夏に向けて対応を検討する」旨の答弁があったところです。新しい元号も決まり、来年夏こそきっと涼しい環境で勉強できると思います。

 また、県立学校へのエアコン整備とのバランスを図るため、公教育の一環を担う私立学校においても、エアコンの設置状況を調査するとともに、整備促進に向けた必要な支援策を検討するよう要望しました。

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