南房総地域へのPCR検査センター・発熱外来の設置支援を要望

 さる5月26日から、千葉県でも新型コロナウイルス感染症に係る非常事態宣言が解除され、首都圏1都3県のみならず、日本中がひとまず安堵したところです。しかし、コロナウイルスへの警戒心を緩めることは禁物です。世界的に見ても第2波の感染拡大には十分注意しなければなりません。

 そんな懸念もあって、5月12日には自民党県連の政務調査会長である私は、館山市選出で県議会の健康福祉常任委員長でもある三沢智議員と共に、安房地域の3市1町を案内し、知事室に森田知事を訪ね、南房総地域へのPCRセンター・発熱外来の開設と運営への支援を要望してまいりました。

 この要望は、安房地域3市1町の首長の連名で「南房総地域への地域外来・検査センター(発熱外来を含む)の設置」に関する要望です。南房総地域は、県外から多くの観光客が訪れる主要な観光地でもあり、加えて地域には高齢者も多く、高齢者の入所施設も数多く点在し、コロナウイルスの新たな感染者の発生や感染拡大のリスクは依然として存在しています。現在、館山市が3市1町の幹事役となって、(公社)安房医師会や県とPCR検査センター・発熱外来設置に係る施設概要(案)等について、積極的に調整を行っています。

 また県は27日、6月県議会に提案する補正予算案の概要を記者発表しました。もちろん県政与党であるわが党の政調会と綿密に調整した結果です。補正予算は、新型コロナウイルスの第2波の流行を想定し、地域の医師会を通じたPCR検査体制の拡充や、病床を確保した医療施設への支援の拡充などを盛り込んだ総額181億3800万円の予算案となっています。

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