畜産飼料高騰緊急対策などで補正予算

 短い梅雨が明け、房総に夏と海の季節がやってきました。

 県内でも、新型コロナ感染症の1日当たりの新規感染者数が全体的には減少傾向をたどっているとはいえ、まだまだ予断を許さない状況です。屋外ではマスクを外した人々も多く見受けられようになっていますし、県内の観光地では、2年ぶりに外国人観光客の受入れが再開され、コロナ禍で苦しんできた観光事業者にとっては、待ち望んだ「インバウンド解禁」と言えるでしょう。房総の海水浴場も、ほぼコロナ禍の前のように開設される見通しですので、夏の太陽を十分に浴びて開放的な気分を満喫してもらいたいと思います。

 千葉県議会の6月定例議会は、6月21日に閉会日を迎え、総額122億9100万円の追加補正予算案をはじめとして、知事から提案された合計16議案を可決して閉会しました。補正予算の追加理由としては、ロシアのウクライナ侵攻による原油高や円安による物価高騰など、庶民生活に影響の出ている県内経済の情勢変化に対応するためです。内容は、中小企業など「事業者支援・消費喚起対策」で122億円余り、主に生活困窮世帯のための「生活支援」として約10億円などが計上されました。

 また、畜産が盛んな県南地域の声を反映して、飼料価格の高騰に対応した「畜産飼料価格高騰緊急対策事業」として8億6700万円が追加して予算化されたこともご報告いたします。

 一方、第26回参議院議員通常選挙が6月22日に公示され、今月10日の投開票日に向けて選挙戦に入りました。改選議席3に対し、我が党は2候補を公認しています。何としても県内有権者に投票率アップを訴え、合わせて2議席の確保に向けて戦ってまいります。

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