1年は本当に早いもので、もう12月に入ってしまいました。昔から「師走」というように、12月は1年のうちでも最もせわしなく、正月を迎えるための準備に追われます。私のホームページを開いてくださる皆さまも、事故もなく今年1年を無事に終え、新年をお迎えいただきますよう、お祈りしております。
さて、私の本分である県議会活動ですが、1年の締めくくりとなる12月県議会が、11月25日に開会しました。開会日には、本会議場で冒頭、熊谷知事のあいさつ(議案の提案理由説明)がありました。執行部から提案された一般会計補正予算案など31議案のほか、先月も当欄でご紹介したように、わが自民党が議員発議案として提出する「千葉県飲酒運転根絶条例」の改正案などが主な議案となります。実質的な審議は、本日から始まる質疑並びに一般質問で議論されます。閉会日は12月20日の予定です。
また、一時小康状態となった新型コロナウイルス感染症も、いわゆる第8波といわれる新たな流行が懸念される段階に入りました。特に今回は、インフルエンザとの同時流行も心配されています。このため、県では同時流行による発熱患者が急増する事態に備えて、外来診療体制を強化する目的で、12月5日に「オンライン診療センター」を新設することにしています。県では、新型コロナとインフルエンザの同時流行が発生した場合でも、オンラインなどの導入によって1日最大5万3千人の診療まで対応できるとしています。
このほか、県は11月29日の新型コロナ対策本部会議で、「外来医療体制整備計画」を策定することを決定。医療機関への支援策を含めて、新たな流行に備えて、体制整備を進めているところです。詳しくは、またお知らせいたします。