新年度県予算案を審議中

 2月定例県議会が開会しました。2月17日から3月17日までのちょうど1ヵ月間の会期です。2月定例会は、予算議会と言われるように、新年度予算案の審議がメインです。

 平成28年度の千葉県の予算案は、企業庁や水道局などの特別会計を除いた一般会計の年度当初予算で総額1兆7139億円となりました。これは27年度の当初予算と比べて0・3%増ではありますが、3年連続で過去最大規模となっています。

 予算ですから、一般家庭でいえば収入に当たる「歳入」と、支出に当たる「歳出」ごとに主な特徴をみると、まず歳入では、わが自民党安倍政権が推進する経済政策・アベノミクスによって県内企業の業績がアップし、法人事業税を中心とした「県税収入」が大幅に増加する見通しになっていることが挙げられます。

 一方、歳出では、高齢化の急速な進展によって、医療費や介護給付などの社会保障費が4・4%も増加し、他の事業費を圧迫する結果にもなっています。人口減少と高齢化の進展は、千葉県だけでなく、日本全体の大きな課題ともいえます。

 それでは、新年度予算からわが南房総市に直接関わりのある予算案を具体的に拾ってみましょう。森田知事は、「県内経済の活性化」と「農林水産業の振興と社会基盤づくり」を最初に掲げています。

 中でも、外国人観光客の受け入れ体制を強化するため、観光施設の「おもてなし力の向上」を図るため、経営者や従業員を対象とした実践的な研修を予算化したほか、観光案内板や公衆無線LANの整備、あるいは国ごとの嗜好性を踏まえた県内周遊コースを作成するなどの事業が組まれています。

 ほかにも、成田空港と南房総地域を結ぶ高速バスの運行や鴨川有料道路など県道路公社所管の有料道路の無料開放、宿泊・滞在型観光の促進、圏央道を活用した北関東や南東北からのバスツアー優待プロモーションの実施などが挙げられます。

 さらに、観光施設等のトイレ改修についても、県の補助率の引き上げを継続し、自然公園など県有施設のトイレ改修・洋式化も進め、観光地の魅力アップが図られます。農林水産業の振興も大きな柱で、移住・定住の促進や農林水産物の海外への販路拡大など数え上げたらきりがありませんので、スペースの都合もあり、別途機会あるごとに紹介したいと思います。

 3月に入ると、1日ごとに春らしさが増してきます。寒暖の差も激しいようですので、皆さんもお体には十分お気をつけください。

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