早春の観光キャンペーン実施中

 2月の声を聞き、大寒を過ぎたら、やはり急に寒さが募り始めました。日本中が寒さに震えるような季節こそ、わが南房総は一足早い春を迎えます。

 「早春の観光キャンペーン」は、今シーズンは1ヵ月前倒して12月1日からスタートしました。キャンペーン期間は、3月31日までの4か月間です。南房総の花摘みだけでなく、イチゴ狩りや道の駅、温泉やグルメなどなど、魅力いっぱいの房総の春をお楽しみください。

 今年の観光キャンペーンの特徴は、JR東日本とのコラボで、「鉄道で楽しむ・ちば」をキャッチコピーに、早春の千葉をPRしています。

 鉄道で千葉を楽しむ絶好の機会です。一つは千葉県のキャラクターの「チーバくん」を車体にデザインしたラッピングトレインが2月まで県内を走っています。

 また、日帰りびゅうバスで行く「波の伊八のルーツを探る旅!!」は、2月28日までの土休日などに運行されます。房総で有名な波の伊八に影響を与えた島村圓鉄(しまむら・えんてつ)の作品を巡る旅で、2月までは食べ比べができるイチゴ狩り食べ放題も楽しめます。

 一足早い房総の春を楽しみたい皆さんは、どうぞご家族で南房総をお訪ねください。詳しくは千葉県のホームページから「早春の観光キャンペーン」をご覧ください。

 ところで、新年度の県予算を審議する2月定例議会は、2月17日開会、3月17日閉会の予定で開かれます。予算議会は年4回の議会のうち最も重要な定例会ですので、地域の声を代弁し、しっかりと取り組んでまいります。

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県内への観光客数が過去最高を記録

 明けましておめでとうございます。本年も皆様方にとって、ますます良い年になりますよう、祈念申し上げます。

 1年が経つのは、本当に早いものです。昨年4月には統一地方選挙があり、県議選では皆様方のご支援により3期目の議席をお預かりすることとなりました。いつまでも初心を忘れず、地域の皆さまのご意見にしっかりと耳を傾け、地元南房総市・安房郡発展のためにこれからも一生懸命働いてまいります。

 さて、昨年12月18日閉会した12月定例県議会では、わが自民党の代表質問にお隣の鴨川市選出の亀田郁夫先生が登壇され、観光振興策について森田知事に質問していただきました。亀田先生は、今春の「早春の観光キャンペーン」についてお尋ねになり、森田知事は「JR東日本が千葉県を重点としたキャンペーンを12月から実施することとしたため、県としてもこれに合わせて、鉄道を活用したモニターツアーなどを盛り込んだ早春キャンペーンを1ヵ月前倒しして実施することとした」などと答弁していました。

 お陰さまで、県観光企画課が昨年末に発表した一昨年(平成26年)の県内への観光入り込み客数が、述べ1億6700万人を超え、前年に続いて過去最高を更新したことが明らかになりました。県内の宿泊客数も前年比5%増の1600万人以上となり、東日本大震災前の水準を4年ぶりに上回ったと報告されています。

 南房総地域は、これから観光シーズン本番を迎えます。心のこもったおもてなしの気持ちで、観光客の皆さま方をお迎えしたいと思います。観光産業はすそ野が広く、雇用の増加、地域内の需要の拡大、交流人口の活発化など地域経済の活性化を支える基幹産業です。

 われわれ県議会議員も、一層の観光振興によって我が南房総地域の発展のために、県政の場で活動してまいります。

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アンテナショップを都内に開設

 12月県議会は、11月25日に開会し、閉会日の12月18日までの会期24日間の予定で開かれています。私は、9月議会で一般質問に登壇する機会をいただきましたので、今議会では同僚議員に本会議場での質疑はお譲りする予定です。ただし、農林水産常任委員会では地域の声をしっかりと執行部にお伝えしてまいります。

 本日、私の県政報告としてお知らせしたいのは、東京都内では初となる千葉県のアンテナショップが東京駅丸の内口近くに開設されたことです。アンテナショップとは、千葉県の特産品などを紹介する「ミニ見本市」のようなもので、その名も「ちばI・CHI・BA(いちば)」と名づけられました。

 場所は、東京駅丸の内口に立つJPタワーの商業施設KITTE(キッテ)の地下1階、東京シティーアイ(パフォーマンスゾーン)です。ただし、試験的な開設ということもあって、11月21日から12月19日までの期間限定です。特産品コーナーには、南房総の枇杷の実キャンディーやびわジャム、いわしの加工品などおなじみの商品も並んでいます。

 東京駅まで行かれた方は、駅からすぐ近くですのでぜひお立ち寄り下さい。アンテナショップで500円以上お買い上げの方には、千葉県の代表的な特産品である落花生のつかみ取りの特典イベントも行われています。

 千葉県のアンテナショップは、これまで横浜市内のコンビ二店内に設けられていましたが、都内に設置されるのはこれが初めてです。千葉県のPRに大いに役立つことを期待しています。

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9月県議会のご報告

 9月定例県議会は、9月25日に開会、10月22日に閉会しました。一般会計補正予算では44億3千万円を追加計上する執行部案が提案され、わが党などの賛成多数で可決されました。

 私は、一般質問最終日の10月8日(木)の1番手で登壇機会をいただき、森田知事による東南アジア諸国へのトップセールスの問題を取り上げました。知事は、8月31日から9月5日にかけて、平成24年に訪問したタイ、そして昨年1月に訪れたマレーシアを再び訪問し、観光事業や県産品のトップセールスを行ってきました。しかし、県産農水産物の輸出では、そのほとんどがサツマイモと梨とのことで、他の野菜、果物類などはあまり輸出が進んでいないようです。

 そこで、私は県産農水産物のさらなる輸出促進と商談会などを通じた積極的な当地との交流を通じて、県産、特に南房総地域の農水産物の輸出機会の拡大を求めました。また、私が常任委員長を務める農林水産常任委員会で長野県を視察した結果を紹介し、「儲かる農業」への県としての取り組みを求めました。長野県の川上村では、レタスの生産が日本一と言われ、私が一番驚いたのは、当地には耕作放棄地がまったくないことでした。

 それだけ生産性が高く、後継者も育っているということで、農家の平均年商は3千万円と言っていました。中には1億円からの年商がある農家もいます。需要に応じた生産と販売力、省力化、農地集積、担い手の育成など、本県農業が抱える課題を解決しながら「儲かる農業」を県が実践、主導するよう強く要望しておきました。

 私の9月議会の質問は、近く地域の皆さまに配布させていただく「県議会リポート」で詳しくご報告いたします。どうぞその折はご覧下さい。なお、さらに詳しく知りたい方は、県議会のホームページから「議会中継(録画)」を開いていただければ、私の質疑の模様がすべて見られますので、念のためお知らせします。

 このところ、日ごとに寒さが募ります。健康にご留意され、皆さんもお元気にお過ごしください。

木下 敬二
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9月議会一般質問に登壇します

 9月10日に発生した茨城県常総市での鬼怒川の堤防決壊や9月6日夜、千葉市中央区のJR蘇我駅周辺で発生した竜巻被害など、異常気象による大きな被害が相次いでいます。私たちも、いつ何時こうした異常気象による災害に見舞われるか分かりません。普段から有事に備えて心構えをしておなかければなりません。災害に対しては、千葉県も自助・公助・共助で対応する考えですが、まずは自分の命と財産は自分で守るようにしましょう。

 ところで、9月定例県議会が9月25日から始まりました。私は、6月議会で農林水産常任委員会の委員長に就任しましたので、委員会審議はもとよりですが、本会議場での一般質問にも登壇させてもらうことになりました。10月8日(木曜日)午前10時からの一般質問1番手に登壇します。

 いまのところ、質問項目としては、①森田知事のトップセールスについて②農業問題③水産業の振興、その他を取り上げるつもりで、目下資料集めなどに奔走しているところです。地域の皆さんの声を、森田知事をはじめ県執行部にしっかりと伝えるつもりですので、ご期待ください。一般質問は、千葉テレビでは放送されませんが、インターネットでは生中継されますし、その時間に見られない場合も、あとから録画で見ることもできますので、県政に関心のある皆さんは、どうぞ、ご覧いただきたいと思います。

 さて、県政の動きですが、25日の議会開会日の知事あいさつで、森田知事は先月末から今月初めにかけて出かけたマレーシア、タイ2ヵ国訪問について報告していました。マレーシアでは、梨をはじめ県産品をPRするイベントや現地旅行業者との商談会を開催したことなどに言及し、タイでは大手小売業者や輸入業者との間で本県農産物の販売強化について合意したとの報告がありました。

 私も、前々から経済発展が著しい東南アジアを対象に知事がトップセールスを展開し、県産農作物などの販売促進を図るべきだと発言してきました。さらにこうした交流が発展し、観光面を含めて拡大していくことを願っています。

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昨年度の決算見込み

 今年の夏は厳しい暑さが続きましたが、9月の声が聞こえ始めてから、このところずいぶんと涼しくなってきました。気温の差も激しいことから、皆さんも風邪などひかないよう気を付けていただきたいと思います。

 年4回の定例の県議会は、9月25日から9月議会が開会する予定です。そろそろ議会の準備も始めたいと思っています。9月議会では当然議論の一つになりますが、県の財政当局は、先に昨年度の一般会計決算見込みを発表しました。

 それによると、歳入は前年度に比べて1・1%増えて1兆6364億円になる見込みのようです。これはアベノミクスの影響で企業業績が好調だったことから、法人が収める税金(法人2税)が大幅に増加したことが主な理由です。県税収入は前年度比6・6%も増加しました。個人県民税を含めた県税全体では、438億円も増えていますから、千葉県の税収面をみても、やはりわが党の景気対策が功を奏したことが実証されています。

 しかし、喜んでばかりはいられません。歳出面では、高齢化の進展などにより介護給付などの社会保障関連経費が年々増加しているからです。また、県有施設の更新期に差しかかっており、公共施設の維持・管理に経費がかかり、財政運営は依然として楽観はできません。県の借金に当たる県債残高は、初めて3兆円を突破してしまい、借金返済に当たる公債比率も増え続けているのが実態です。

 こうした状況の中でも、南房総市など県南地域のさらなる発展のために、私だけでなく地域選出の同僚議員とも連携し、来年度の予算編成に向けて、しっかりと県南振興のための予算要望をしてまいりたいと思っています。地域の皆さんにも更なるご理解とご支援をお願いします。

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無料高速バスが成田から運行へ

 このところ猛烈な暑さが続いています。皆さんも体調管理にはくれぐれもご注意いただき、熱中症などにはお気をつけください。

 子供たちの夏休みに入って、南房総は観光シーズン真っ盛りです。何といっても南房総・安房地域は、首都圏からアクアラインを通って「安・近・短」の手ごろな観光地ですので、ぜひ家族連れでお越しください。

 成田空港に到着する外国人に千葉の観光地を訪れてもらうことを目的とした無料の高速バス事業が、8月17日から9月30日までの期間限定で実施されることが具体的に決まりました。このことは以前、この欄でもご紹介しましたが、地方創生関連事業の交付金を活用した成田空港と館山・鴨川を結ぶ高速バスの実証運行事業です。南房総・安房地域へ新たな人の流れを呼び込もうという試みで、私も大いに期待しているところです。ご利用を希望の方は、専用ホームページ「チバストーリー」をご覧ください。

 また、県が発行する「プレミアム付き宿泊券」の第1期分は、6月24日に完売したようです。でも、また第2期分が9月1日に発売開始となる予定ですので、ぜひこの宿泊券を活用して南房総の宿にお泊りいただきたいと思います。

 1枚4千円の宿泊券が1枚2千円で購入できます。全国の主要コンビニなどで販売されますので、秋の観光シーズンに利用できます。2千円の差額分は、国の交付金が充当されます。1人当たり10枚(2万円分)まで購入でき、利用期間は9月1日から来年2月1日までです。

 詳細は千葉県のホームページをご覧ください。

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わな猟試験を県南で実施

 4月の統一地方選挙、5月の臨時県議会と矢継ぎ早に過ぎ、早くも改選後初の6月定例県議会が6月10日から始まっています。閉会日は7月3日の予定です。私も一般質問に立って、地域の問題を訴えたかったのですが、同じ自民党内でも登壇者に限りがあるものですから、今議会では後輩、同僚議員に登壇の機会を譲りました。

 議場で質疑を聞いていると、県内各地域でのさまざまな課題が浮き彫りになってきます。わが党の同僚議員の一般質問の中で、有害鳥獣駆除への県の取り組み姿勢が取り上げられ、わが南房総・安房郡地域とも共通課題ですので、少しご紹介します。

 昨年、鳥獣保護法の改正が行われ、本年5月に施行されました。有害鳥獣被害が全国的に拡大する中で、狩猟者が減少し、また高齢化しているため、捕獲の担い手確保を目的に、新たにわな猟の免許試験を県南部地域でも実施すべきではないかという質問でした。

 これに対し、答弁に立った環境生活部長は「狩猟免許には、わな、網、銃の3種類があり、年4回、市原市にある県射撃場で実施している。わな猟による有害鳥獣の捕獲は、効果的な手段であり、県射撃場で実施している試験に加え、今年度は県南部地域においても実施していく」と述べました。

 農作物被害が特に大きな県南地域でのわな猟免許の試験実施は、私もかねてから県に強く要望してきたことであり、喜ばしいことだと思います。地域を挙げて有害鳥獣駆除に、なお一層取り組んでいきたいと思っています。

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2度目の農林水産委員長に就任

 統一地方選挙が終わったと思ったら、もう6月の定例県議会が6月10日から開会します。議会運営委員会で正式に決定しますので、あくまでも予定です。

 これに先立ち、5月15日には改選後の初議会となる臨時県議会が開かれ、新議長にわが自民党の先輩議員である本間進先生(千葉市中央区)が選出されました。本間先生は、議員になる前の若かりし頃、映画出演もしたこともある政界ではそれと知れた有名な先生です。県議は通算6期目です。

 副議長はこれも5期連続当選のわが党の石橋清孝先生(東金市)です。父君は、衆議院議員も務められ方で強固な地盤を固められております。こうした先輩議員を見るにつけ、私もますます張り切らざるを得ません。

 私は、今回の常任委員会の担当替えによって、2度目の農林水産常任委員長に就任いたしました。農林水産関係は、地元の基幹産業でもあり、力一杯その職責を果たしてまいるつもりです。

 間もなく夏の観光シーズンがやってきます。このほど、県の観光公社は自らが運営する鴨川有料道など県内7路線を期間限定で無料化すると発表しました。もちろん夏の観光キャンペーンの一環であり、県内に観光客を呼び込み、県内経済の活性化につなげようという試みです。無料化の期間は、7月1日から9月30日までの3か月間です。全車種が終日無料化されます。

 この試みが成功し、首都圏から「安・近・短」の南房総の海水浴場などが大いに賑わいをみせ、地元に新たな活気が戻ることを、私も強く期待しているところです。

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3期目の県議会活動に向けて

 5月の連休が始まりました。まさにゴールデンウイークで、皆さんもご家族や友人と楽しくお過ごしのことと思います。この機会にぜひ南房総へお運びください。

 私のことで申し上げますと、4月の統一地方選挙の県議選が、4月3日に告示されましたが、私の選挙区の南房総市・安房郡では、3日の午後5時までに私以外に立候補の届け出がなく、無投票で3期目の県議会議員を務めさせていただくことになりました。

 これも、日ごろより地域の皆さま方やご支援いただいております支援者の皆さまのお蔭であり、心より感謝申し上げます。無投票という形で地域の有権者の皆さまからご信託をいただいたわけですので、これからも初心に返って、地域の代表として県議会の場で皆さまの声を県政にしっかりと伝えてまいります。

 幸い、4月12日の投開票でも、わが自民党は議席の過半数を獲得し、引き続き県政与党としての立場を維持しました。これからも森田県政を支えると同時に、少子高齢化の波にさらされ地域の存立さえ危惧されるような時代ではありますが、わが南房総の地方創生に向けて一生懸命取り組んでいくことを改めてお約束いたします。

 東京湾アクアラインの800円化によって、南房総の課題の観光振興も脚光を浴びています。地域の基幹産業である農林水産業はもとより、地域全体が豊かに光り輝くよう働いてまいることこそが私の使命だと肝に銘じております。

 引き続き、私・木下敬二へのご支援のほどお願い申しあげます。

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成田空港と県南を結ぶ高速バス運行

 3月13日に閉会した2月定例県議会では、私は今任期最後の一般質問に立たせていただき、地域の課題を取り上げました。本会議での私の質問は、今回で通算16回目となりました。登壇の機会を譲っていただいた先輩、同僚議員の皆さんには、本当に感謝しています。

 私の質疑の概要は、先月のこの県政報告の欄でも少し紹介しましたが、今日はこのうち人口減少問題について、触れてみたいと思います。質疑の中で、私は県内で人口減少による地域間格差が拡大していることを指摘し、安房地域の活性化をどう進めていく考えか、ただしました。

 これに対し、鶴巻県総合企画部長は「安房地域は、温暖な気候を生かした農林水産業や観光資源などの強みがあり、この強みを生かして県内外との交流を活発化させ、産業を振興させて、移住や定住人口の増加を図るべき」との基本的な考え方を示しました。

 私もその通りだと思いますが、それにはまず館山道の早期4車線化はもちろんのこと、道路網の整備など、地域のインフラ整備への投資が求められます。地方創生の関連事業の交付金で、県は新年度から、成田空港と県内観光地を結ぶ高速バスの実証運行を始めます。

 目下、成田―館山、成田―鴨川などのルートが示されています。地方への新しい人の流れを作るのが「地方創生」ですから、こうした企画によって、安房地域に新たな人の流れを呼び込んでもらいたいと大いに期待しているところです。私の本会議での質疑は、近く地域の皆さまには「県議会リポート」で、詳しくお知らせしたいと思います。

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2月議会の一般質問に登壇しました

 開会中の2月定例県議会の一般質問に登壇しました。2月25日午前10時からの1番手に議場に登壇し、

 1.経済対策について
 2.人口減少問題について
 3.水産業の振興について
 4.有害鳥獣対策について
 5.農業問題について

の諸問題を取り上げ、県当局の見解をただしました。私の本会議場での質疑は、県議会のホームページから「インターネット中継(録画)」をクリックしていただき、議員名から再生できますので、ぜひご覧いただきたいと思います。

 このうち、私は地方創生が叫ばれている現在、安房地域には工業団地もなく、地域の活力低下が懸念されている実情を強く訴えました。地域資源を活用した交流人口の増加と、地域経済の活性化を図っていかなければ、地域間格差がますます拡大すると安房地域の現状を取り上げ、人口減少が切実な問題として迫ってきている現状への対応策をただしました。

 また、千葉日報も取り上げてくれましたが、安房地域での深刻なイノシシなど有害鳥獣の駆除について、駆除に当たる猟友会の会員の高齢化と狩猟者数の現状などを質問しました。これに対し、環境生活部長は、昨年度の実績で狩猟者登録者数は3248人で、捕獲数は獣類が約2千頭、鳥類が約3万5千羽だったと答弁しました。この内訳は、獣類ではイノシシが1250頭で全体の約6割を占め、ニホンジカとタヌキが各200頭だったと報告しています。

 これら質疑の模様は、改めてご報告します。

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