小中、高1へ一律1万円支給を可決

 4月の県議選が終わって、新議員を含めて初顔合わせとなる臨時県議会が5月16日に開かれ、熊谷知事ら執行部から補正予算案が提案されました。昨今の物価高への千葉県独自の対策として、小中学校の全児童生徒と高校1年生を対象に1人一律1万円を支給するなどの物価高騰対策が示されました。総額209億2900万円の補正予算案が審議され、我が党が賛成したほか、全会一致で予算案は可決されました。

 児童生徒への臨時給付金は「なぜ高校1年生までなのか」などと外野の声も聞こえてきましたが、知事は提案理由説明の中で「制服や教材の購入費など高校1年生の負担軽減を図るため」と説明し、概ね理解が得られたようです。

 また、臨時議会では正副議長の改選も行われ、我が党が提案した新議長に伊藤昌弘議員、副議長に同じく山本義一議員が、採決の結果選出されました。県議会の慣例により、任期は1年になる見込みです。ほかにも、8つの常任委員会の委員の配置換えも行われましたが、私はこれまでと同様、農林水産常任委員会に決まりましたので、地域の主産業である農林業、水産業の振興にこれまで以上に力を尽くす所存です。

 臨時議会は1日だけで閉会しましたが、今月には再度、定例の6月議会が開かれます。目下の予定では6月16日が招集日になると思います。再び補正予算案が組まれますので、南房総地域の振興に寄与する予算になるよう県当局にしっかりと働きかけてまいりです。

 6月に入り、間もなく梅雨を迎えます。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆さまも健康には充分ご留意ください。

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