平成29年の輝かしい新年が明けました。旧年中は皆様からご支援、ご厚情をいただき、あらためてお礼申し上げます。また、新たな気持ちで県議会活動並びに県政に取り組んでまいる所存です。本年も変わらずご指導、ご支援をお願い申し上げます。
さて、私の今回の県政報告は、12月県議会での私の一般質問についてお話します。質問は、地域を支える消防活動、農業、漁業の3点に絞ってお尋ねしました。
まず、消防についてですが、地域の消防団活動は、高齢化やいわゆるサラリーマン団員が増える中で、会社(事業所)などの消防団への理解と協力がなければ消防団が維持しにくくなっている現状から、消防団協力事業所制度の普及を図るべきだとの私の指摘に対し、担当部長は協力事業所の拡大に向けた有効な方策を検討していくとの前向きな答弁があったことをご報告しておきます。
農業問題では、安房地域は農業従事者の高齢化率をみると、なんと72・3%という数字です。多くが1ヘクタール未満の小規模農家ですが、こうした農家が日本の農業を底辺で支えているのが実情です。小規模農家への県独自の支援策を強く要望し、観光農業への一層の取り組み、春の房総観光キャンペーンの中心である花き栽培の振興についても要望しました。
水産業では、もっと低・未利用魚の有効活用を図るべきだとの視点から質問し、担当部長も限りある水産資源を有効に活用していくとの答弁がありました。
私の12月県議会の本会議場での質疑は、県議会のホームページから「議会中継(録画)」ですべてご覧いただけますので、関心のある方はどうぞインターネットでご覧ください。また、「県議会リポート」として地域の皆さんには今月21日にご覧いただけるよう準備していますので、どうぞご期待ください。
本年もよろしくお願いいたします。