6月定例議会が閉会しました

 熊谷知事が、自らの政策的事業などを組み込んだ、令和3年度のいわゆる「肉付け予算」を審議する6月定例県議会は、7月13日に閉会しました。我々自民党県議団は、新知事のこの補正予算案に対し、是々非々の立場から議員総会で協議した結果、コロナ対策など県民本位の県政を推進すべきとの視点に立って、執行部提案の予算案に賛成し、全議案を可決・承認しました。

 肉付け予算として、6月議会で追加補正が承認された総額は、2991億円余りです。従って当初予算と合わせると、令和3年度の千葉県の一般会計は総額2兆4246億円余となり、前年同期比で18・4%の増加になります。追加計上された補正予算の多くは、コロナ対策です。わが党としても、県民の命と健康を守るという立場から賛成しました。

 一方、先月から開幕した東京五輪は、猛暑の中、陸上競技も始まり、いよいよ佳境を迎えています。一宮町で行われた初のサーフィンを含めて日本中がメダルラッシュで沸き立っています。しかし、その一方で新型コロナウイルス感染症は、依然として衰える気配をみせません。

 1日に500人を超える新規感染者が出る状況に、熊谷知事も危機感を強めていましたが、千葉、神奈川、埼玉3県の連携もあって、国へ働きかけた結果、政府はすでに緊急事態宣言を発令している東京都を含め、首都圏3県に対し、8月2日から緊急事態宣言を発令することを決定しました。期限は8月31日まで。宣言期間中は、飲食店での酒類の提供は自粛が求められます。

 私の地元、南房総地域の海の行楽ですが、海水浴場は鴨川市で開設されていた4カ所も緊急事態宣言に伴って閉鎖され、南房総市と鋸南町も閉鎖されています。夏と言えば、房総の海ですので、自然に人が集まってくるのは止められません。しかし、監視員のいない、閉鎖された海水浴場では、危険がないとは言えませんので、十分注意してほしいと思います。

 9月定例議会は、9月15日から開催されます。また、新たな県政報告としてお知らせするつもりです。 

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