臨時議会を迎えて新たな任期へ

 5月のすがすがしい季節を迎えました。5月と言えば、誰もが浮き浮きするような気分になりませんか。温暖な地、わが南房総地域でもこのゴールデンウイークを迎え、観光客への対応など忙しく立ち働いている方々も多く、1年で最も多忙な季節のひとつを迎えています。

 私にとっては、統一地方選挙も終わり一段落したところですが、今月中旬には改選後初の臨時県議会が開かれる予定です。臨時議会では、新たな4年間の任期へ移行するのにあたって、正副議長の改選や、各常任委員会の担当割振りなども決め、県議会として新体制を迎えます。私も5期目の任期を迎え、改めて身の引き締まる思いです。これから4年間、地域の皆さんの声に真摯に耳を傾け、地域の発展を願って全身全霊で取り組んでまいります。

 現状の県政の大きな課題の一つは、まずは新型コロナ対策ですが、政府は先日、感染症法に基づく新型コロナの法律上の位置づけを、5月8日から「2類」から「5類」へ移行させると発表しました。「2類」は、感染した場合、重症化リスクが高い「結核」などと同様、地方自治体が入院を勧告でき、医療費も公費が負担しますが、「5類」では季節性インフルエンザと同じように、入院勧告ができないほか、医療費も自己負担になるなどの違いがあります。

 しかし、法律上の対応が異なっても、ウイルスがなくなったわけではありませんので、再び大きな波が来ることを懸念する専門家の声も聞こえてきます。注意を怠るのは時期尚早で、私たちも「恐れず、侮らず」で、日々を健康に過ごしたいものです。

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