12月定例県議会は11月27日(金)に開会しました。新型コロナウイルス感染症の拡大が依然として収束する気配を見せていない中、今議会では更なるコロナ対策を盛り込んだ12月補正予算案の審議が主な議題になります。
12月補正予算案の特徴は、
1.感染症患者を受け入れる医療機関へのさらなる支援
2.冬季の発熱患者の急増に備えた検査体制の確保
3.所得が減少した世帯への生活福祉資金の積み増し
4.厳しい経済状況にある中小企業への支援
などに係る経費として、合計1,417億3千万円が計上されています。従って、令和2年度の千葉県の一般会計は、既定予算と合わせて2兆2,427億円余りとなります。
少し具体的にお話しますと、感染症患者を受け入れる医療機関に支給する協力金(一人当たり50万円)や、感染症の影響で収入が減少した方を対象に、生活福祉資金貸付事業のための原資を積み増しするための予算、中小企業を対象とした特別資金の融資枠を拡大するための予算案などが議会に提案されています。
もちろん、県政与党である自民党としても前向きに議論し、政策実現に努力してまいります。
また、来春の知事選については、森田知事が4選出馬を辞退したことから、わが党の国会議員団などで議論を重ねた結果、同僚の県会議員の中から関政幸君(千葉市緑区選出)が自民党の候補者として選定されたことをご報告しておきます。