9月定例県議会は、9月21日に開会しました。会期は28日間の予定で、10月18日が閉会日です。私は、今度の議会では一般質問の機会を同僚、先輩議員に譲り、常任委員会で地元の声を執行部にしっかりと伝えていきたいと思っています。
議会運営委員会の場で党派別に登壇の割り振りを決めるのですが、わが党に割り振られた枠よりも、登壇希望者のほうが多いものですから、一般質問に登壇したいと思っても、なかなか順番が回ってこないのが実情なのです。
9月議会では、保育待機児童の解消対策費を盛り込んだ一般会計補正予算案など17議案が提案され、平成27年度決算認定への同意を求める案件も提出されました。
森田知事の提案理由説明では、産業の振興と経済活性化に関連して、いちごの新品種「チーバベリー」のPR事業費のほか、近年の高温水によるノリの不作に対し、千葉県が開発した高温水耐性品種「ちばの輝き」を増産するための設備整備事業費などが補正予算に計上されました。私たちが強く要望していた予算です。
また、うれしいニュースもありました。南房総市の東安房漁業協同組合が「海洋に関する顕著な功績」の分野で、政府から海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)を受賞したことです。漁業団体としては県内で初めての快挙です。
昭和50年代から導入したアワビの造成漁場による輪採方式が、安定した水揚げに寄与し、地域活性化につながったことが高く評価されたものです。私も大いに誇りに思っています。