9月県議会の自民党質疑から

 あの夏の暑さもすっかり影をひそめ、日ごと秋らしさが深まってきました。甲信越地方の高山ではもう冠雪風景が報道されていますが、千葉県の紅葉は日本で一番遅いそうですので、房総半島で紅葉を楽しむにはまだ少し早いかもしれません。

 9月定例県議会は10月11日に閉会しました。そこで、9月議会のわが党の代表質問から、南房総地域に関わりのある問題を振り返ってご紹介します。まず、9月の大雨被害については、執行部(穴澤副知事)の答弁で「災害に強い県土づくりを進めることは大変重要」と述べた上で「引き続き、堤防の整備などで浸水被害の低減を図り、流域全体で水害を軽減させる“流域治水”をさらに推進していく」などと答えていました。

 また、農林水産業の振興では、熊谷知事が「新たな販路拡大も見据えた千葉県産農林水産物の輸出拡大を図るため、先進他県の事例調査や、本県に適した輸出モデルの検討を進めていく」などと説明しています。

 さらに、わが党の代表が「漁業生産に影響を及ぼす海洋環境の変化に対してどのように対応しているのか」とただしたのに対し、穴澤副知事は「県では、磯焼けの原因となる食害生物の駆除を行う漁業者への支援に加え、企業等との協働により、藻場の保全・回復活動を促進するなど、関係者と連携しながら、漁業生産力の維持・向上に取り組む」などと答弁しました。

 師走議会ともいわれる12月定例県議会は、今月22日開会、12月19日閉会予定ですので、また詳細をお知らせしたいと思います。

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