森田県政2期目に期待

 さる3月17日の千葉県知事選挙では、私たち自民党県議団の推す森田健作さんが、他候補に大差をつけて再選されたことは、ご承知のとおりです。投票率が30%を若干上回った程度だったのは残念ですが、123万票の支持を得て、森田さんも2期目の県政運営に自信を深めたことと思います。県議会としても大いに期待を寄せているところです。

 特に、私の地元の県南地域は、ともすれば県政から忘れられがちとなる心配もありますので、県議会では積極的に発言し、提案し、要望してまいります。森田知事の実績の一つである東京湾アクアラインの通行料800円化は、県南地域の観光振興には大変有意義な政策でした。お陰さまで春の観光シーズンには、お花畑やイチゴ農園は大いに賑わっていました。2期目の公約に掲げた800円の恒久化も、ぜひ実現してもらいたいと思います。

 アクアラインといえば、アクララインを渡って木更津と茂原、東金を結ぶ圏央道が今月27日に念願の開通を迎えることになりました。今後は、茂原市から外房地域へつながるアクセス道路の整備を急いでもらい、東関東自動車道館山線と合わせ、房総半島を一周するルートの整備に力が入れられれば、また一段と利便性が増します。かつての民主党政権は、道路予算を削る方向でしか考えてきませんでしたが、地方を生活の拠点にする人々にとっては、やはり道路や橋などの社会資本整備は欠かせません。県議会でもしっかり要望してまいります。

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2月県議会で道路問題など訴えました

 県南の私の地元、南房総市・安房郡地域は、今観光シーズンの真っ盛りです。大型の観光バスが連なって走っていますし、お花畑や観光イチゴ園なども、ひと足早い春を満喫する観光客でいっぱいです。今年の冬は、例年になく寒く、雪も各地でたくさん降っています。こんな時こそ、南房総を訪れ、春を体感し、楽しんでもらいたいと思います。

 ところで、私の県政報告ですが、2月県議会は知事選の関係で、ほぼひと月近く早く閉会しました。私は、一般質問2日目の2月4日、質問者のトップバッターとして登壇し、地域の道路問題や、水産業の振興策などを取り上げ、森田知事ら県執行部の考え方をただしました。

 この中で、私は南房総地域の道路網整備について、一般道路の整備がまだ不十分だと指摘させてもらいました。国道や県道でも、大型観光バスのすれ違いが難しい個所がいくつもあり、市街地でも十分な歩道が整備されていないなど、地域の人たちの通行に支障をきたしている現状を強く訴えました。

 こうしたこともあって、国道410号の南房総市川谷地区で進められていた約1キロ区間の工事と、県道和田丸山館山線の池之内工区の約1キロが、ともに平成25年度中の完成見通しであることが明らかになりました。地域振興に道路整備は不可欠ですので、懸案だった圏央道の木更津~東金間約42キロの開通が、4月27日に正式に決まったこともあり、地域の道路整備は、ますます喫緊の課題になっています。

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2月議会で一般質問に登壇します

 今年は例年に比べ、寒さが厳しいようですが、南房総は、これからが観光シーズンの本番を迎えます。こんな季節こそ温暖の地、南房総を訪れ、家族連れで花摘みなどを楽しんで下さい。観光イチゴ園も皆さんをお待ちしています。

 私は今、2月県議会が開会中で、議会活動に忙しい毎日を送っています。今議会は、新年度の当初予算案を審議する1年でも最も力の入る定例会です。私も、2月4日(月)午前10時からの一般質問に登壇する予定です。南房総地域は、どうしても道路整備や漁港、橋梁などインフラ整備が遅れがちですので、地域の課題を取り上げ、森田知事ら県政の執行者に対し、現状を説明し、改善を求めてまいります。私の質問は、県議会のホームページから、インターネットで中継されますし、後で録画でもご覧いただけますので、どうぞ関心のある方はクリックしてみてください。

 ところで、マスコミも注目し、2月議会の焦点のひとつだったのが、森田知事が3月に予定される知事選挙に出馬表明するかどうかでしたが、30日のわが党の代表質問に答え、正式に出馬表明しました。現在のところ、森田知事以外に自民党から立候補する方はいないようですので、県南地域振興のためにぜひ頑張ってもらいたいと思います。

 これから議会は、予算審議に入ります。一般会計の当初予算は、総額で1兆4767億円余りですが、知事選前で「骨格予算」として編成されました。予算委員会や常任委員会の場でもしっかり審議してまいります。

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政治に信頼を取り戻すこと

 新年明けましておめでとうございます。皆さまには素晴らしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。南房総市・安房郡から県議会に送っていただいている県議会議員として、南房総地域が活性化し、より暮らしやすくなるよう、新しい年も粉骨砕身、一生懸命頑張っていくことを、年頭に当たってお誓い申し上げます。

 さて、昨年末の衆議院総選挙では、わが自由民主党に300議席に近い大勝利を与えていただき、皆さまに感謝申し上げたいと存じます。思えば、3年4ヶ月前の前回総選挙においては、国民の支持を失い民主党に大敗いたしました。しかし、「政権交代」を旗印にした民主党は、その後の迷走ぶりから国民の不信感を買ってきたため、今回の選挙結果になったことは明らかです。

 この間の経緯を考えてみますと、やはり政治に信頼を取り戻すことが第一ではないかと思います。わが党も、前回選挙の反省をしっかり行い、党内でお互いに脚を引っ張り合うなどの政争に明け暮れることなく、国民本位の政治に正面から取り組んでもらいたいものです。ところで、県議会に目を移しますと、2月議会は1月24日に開会します。例年に比べ1ヵ月近く早い開会ですが、これは知事選が3月17日に行われるためです。従って、新年度予算は暫定予算でスタートすることになると思いますが、この間も地域の皆さまの声を反映すべく、しっかりと予算要望してまいります。

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「元気あげます!春の房総」

 このところ、めっきり寒さを感じるようになってきました。わが南房総市でも、ようやく冬の気配が漂い始めましたが、なんと言っても南房総は日本一温暖な地方ですので、日本中が震えている季節こそ、どうぞ、暖かい南房総を訪れ、ひと足早い春を満喫していただきたいと思います。

 12月定例議会が、11月20日から開会しました。冒頭、森田知事は当面する県政の諸問題の一つとして、春の「観光キャンペーン」の展開を挙げました。県は、来年1月から「元気あげます!春の房総」をキャッチコピーに、早春の観光キャンペーンを始めます。ひと足早い春の房総を彩るストックやスイセン、菜の花などの花々や、新鮮な海の幸、イチゴ狩りなど、春の香りと味覚を全国にPRしていくことになります。

 私は、9月議会で一般質問に登壇して、南房総の諸課題を取り上げ、地域の声をしっかり県政に伝えましたので、今回は同僚議員に登壇の機会を譲りました。しかし、野田首相が約束した「近いうち解散」と県議会がぶつかってしまったために、私だけでなく、多くの議員が大忙しといったところです。このため、議会の日程も当初予定を短縮して、閉会日を12月11日に繰り上げました。

 3年前の総選挙では、わが党は惨敗を喫しましたが、その後の民主党の混乱とマニフェストの破綻で、今回はわが党が有利だと言われています。しかし、選挙だけはどこでどう情勢が変化するか分かりません。政権奪還へ向け、私たち県議会議員も全力で応援します。

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9月県議会で質問しました

 東京湾アクアラインの上を走り、橋の上から海のパノラマを楽しむ、初めての試みである「ちばアクアラインマラソン」が10月21日、参加者1万4千人を数え、快晴の秋空の下で盛大に行われました。

 心配された風もなく、穏やかに晴れ上がったマラソンコースでは、ハイライトであるアクアラインの光景が激走した市民ランナーを満足させたばかりか、沿道で声援を送った観客や、ボランティアでお手伝いした多くの地元市民の方々のお力添えも忘れることができません。こうした地域を挙げたイベントの成功が、私たちの地元である県南地域にも波及し、一層の観光振興、地域振興につながることを念願するばかりです。

 ところで、私は9月定例県議会の一般質問に、同僚議員のご理解を得て、登壇の機会を譲っていただきました。質問は10月3日に行い、地元の雇用問題、水産業の振興、安房地域の漁業振興、イノシシなどの有害鳥獣対策等を取り上げました。

 このうち、雇用問題では、館山市にある大手企業2社が、相次いで閉鎖や会社清算に追い込まれ、安房郡市で約800人もの雇用の場が失われようとしている大変厳しい実態を訴え、何とか雇用の確保を県に要請しました。

 県南地域は、農林水産業や観光が産業の中心ではありますが、起業家への支援策や新産業の創出など、新たな産業振興の環境整備が重要ですので、私はこうした観点からいつくかの質問しました。私の質問と当局の答弁の様子は、県議会のホームページ「議会中継(録画)」でご覧になれますので、関心のあり方は、どうぞクリックしてみてください。

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9月議会の一般質問に登壇します

 暑かった夏も、彼岸を過ぎて暦どおりにようやく秋らしい涼やかな日々がやってきました。9月定例議会も、まだ暑かった9月19日に開会しましたが、質疑並びに一般質問が始まった9月26日ごろは、大分涼しくなってまいりました。会期は28日間で、今月16日が最終日です。

 例年9月議会は、補正予算案の審議が中心議題になります。今議会でも、県当局から総額で168億9700万円の追加補正予算案が議会に提案されています。私は、同僚議員のご理解をいただき、10月3日の一般質問に立たせてもらうことになっています。3日のトップバッターですから、午前10時から本会議場に立たせていただきます。私の質問は、地域の雇用問題をはじめ、水産業の振興、安房地域の漁業振興策、そしてイノシシ被害などの有害鳥獣問題などを取り上げることにしています。

 当日、県議会を傍聴できない場合でも、県議会のホームページから「議会中継」をクリックすれば、私の質問と当局の答弁がすべてご覧いただけることになっています。もし、当日見逃しても、後日「録画」でもご覧いただけますので、どうぞ、関心のある方は見ていただければと思います。

 9月議会では、県の財政問題や千葉県の人口減少問題などが取り上げられています。森田知事は、挨拶の中で県政の当面する諸問題として、圏央道の建設やアクアマラソンなどに言及していました。これらが地域の活性化に役立つことを期待しているところです。

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9月1日は「防災の日」

 東日本大震災の大惨事は、日本人にとっては決して忘れることのできない出来事でした。しかし、関東大震災の記憶は、多くの日本人の中から次第に薄れていっていると言っても過言ではないと思います。今日9月1日は、その関東大震災の起こった日です。大正12年(1923)ですから、約90年前の出来事です。当時は、大震災の混乱から正確な被害者数が把握できなかったようですが、今日の定説では、死者・行方不明者数は10万5千人と言われています。

 相模湾北西沖80キロを震源としたマグニチュード7・9の大地震で、東京や横浜の市街地は焼け野原と化し、死者の多くは性別も判断できないほどの悲惨な状況だったと伝えられています。

 私たちは、その記憶を永くとどめるため、毎年9月1日を「防災の日」と定め、大地震に備えた訓練を行なってきました。今年も、首都圏の9都県市合同防災訓練(第33回)が、市川市の江戸川河川敷で行われます。住民相互による救出救助訓練や初期消火訓練、災害派遣医療チームや災害救助犬チーム、広域支援の受け入れ訓練などです。

 大地震の「100年周期説」というのがよく言われますが、関東大震災から90年、その前には江戸時代の安政の大地震(1855年)から関東大地震までが約70年ですから、もうそろそろ、関東地方を巨大地震が襲っても不思議ではありません。「備えあれば憂いなし」の言葉通り、私たち自身が日ごろから、しっかり自覚することが大事だと思います。

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園芸王国「日本一」奪還を目指します

 7月6日に6月定例県議会も終了し、8月は目下、9月定例会へ向けて充電期間です。6月議会の最終日に、所属する常任委員会の委員の構成が多少変更されました。私は、農林水産常任委員会のまま変りませんでしたが、これまで務めてきた委員長の職責は、お隣りの鴨川市選出の亀田郁夫議員にお譲りし、今回は副委員長に就任しました。

 その、千葉県農林水産業について、農業産出額では北海道、茨城県に次いで全国第3位というのは、かなり知られているところだと思いますが、コメや畜産を除いた園芸部門だけの産出額では全国第2位だということは、それほど知られていないようです。そこで、千葉県はこのほど、園芸部門の産出額で「日本一」の奪還を目指し、野菜や果物の生産や流通体制の強化に向けた取り組みを支援するサポートチームを立ち上げました。

 千葉県の園芸部門は、温暖な気候と大消費地の首都圏に近い立地の優位性を生かして、長い間、全国一位を維持してきましたが、平成21年に北海道に抜かれて第2位に転落してしまいました。農家の高齢化など構造的な要因もありますが、日本一奪還のために、県は今後、マーケティングの専門家や流通関係者らの意見を聞いて、市場ニーズの高い農作物への品目転換や加工用作物の導入など、新たな市場開拓を研究し、県内各地の生産団体の販売力強化や生産拡大を積極的に支援することで、安定的な生産体制の確立を図る考えです。県としては、5年、10年先を見据えた取り組みをしていくことになります。

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“夏の房総、君を待っている”

 国政は、社会保障と税の一体改革関連法案の採決を巡って、大混乱の様相です。与野党の3党合意に基づいて、法案は衆議院で賛成多数で可決され、参議院での審議がまもなく始まるものと思います。消費税率の引き上げに対しては、さまざまな議論があることも承知していますが、現在の民主党の姿は、党の代表である野田首相が政治生命をかけると明言して提案した法案に、大量の造反者が出るなど、すでに責任政党の姿から遠いものになっています。こうした事態に至った以上は、できるだけ早期に衆議院を解散して、国民の信を問うべきだと思います。

 国の政局はそれとして、県議会は現在、6月定例議会が開会中です。今議会は、条例案の制定や一部改正などが主な議案で、争点になるような議案は見当りません。森田知事は、議案の提案理由説明の中で、当面する重要課題として、放射性セシウムを含む東葛飾地域でのごみ焼却灰の一時保管場所の問題や災害対策基本法に基づいて、千葉県が策定する地域防災計画の修正などに言及しました。

 6月19日から始まった質疑並びに一般質問では、わが自民党の代表質問で、昨年の夏は大震災の影響で観光客数が落ち込んだが、今年の夏の回復に向けてどう対応するのかとの質問に、森田知事は「今年の夏は“夏の房総、君を待っている”のキャッチコピーで観光キャンペーンを大々的に展開し、私も先頭に立って都内などでイベントを開催していきます」と答弁していました。群馬県や栃木県などの海なし県でのPRも行なわれます。

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